現場ログ工場で働く人の、転職と資格の話

「辞めます」と言いに来る前に、
見送る側から言っておきたいこと

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金属加工の製造現場に28年います。今は人を採る側・送り出す側の立場です。 ただ、うちは人がほとんど辞めません。 「辞めます」を受け取るのは数年に一人あるかどうかで、 だから一人ひとりの顔と、その後どうなったかを今でも覚えています。

引き止めもします。でも正直、辞めた方がいい人もいます。 その数少ない一人ひとりを何年も追って見ていると、すっきり次に行けた人と、半年後に前より条件を落としている人の差が、だいたい同じところで付いています。 才能でも運でもなく、辞める順番の問題です。

後悔した人に共通していた3つ

1. 資格を取る前に辞めた

フォークリフト、玉掛け、クレーン、アーク溶接、高所作業車。 この手の技能講習は、在職中なら会社が費用を出すことが多い。 辞めてから自費で取ると、1つ2〜5万円が自腹になります。 しかも修了証は会社のものではなく本人のもので、全国どこでも一生使えます。

次の職場の面接で効くのは、職務経歴書の文章より 「何が使えるか」の一覧です。持っていない状態で出ていくのは、 使える手札を置いてくるのと同じことです。

2. 「この会社が嫌」だけで、次の条件を決めていなかった

辞める理由は全員はっきり言えます。でも 「次はどうなっていれば成功なのか」を数字で言える人は多くない。 夜勤の有無、手取り、通勤時間、休日数。ここが決まっていないと、 目の前に出てきた求人が良く見えて、同じ不満の別バージョンに移ることになります。

3. 一社しか見ないで決めた

製造業の求人は、同じ地域・同じ職種でも条件の幅が大きい。 寮あり・満了金あり・交替手当の付き方で、年収が100万円単位で動きます。 比較せずに決めた人ほど、あとで「隣の工場の方が良かった」と気づきます。

だから、順番はこれです

  1. 在職中に、会社の金で資格を取る。取れるものは全部。
  2. 次の条件を数字で決める。手取り・夜勤・休日数・通勤。
  3. 複数社を比べてから動く。1社で決めない。

資格から見る

現場で実際に使われている順に書いています。 制度・費用・日数と、受けてみて分かることをまとめました。

条件の比べ方

「次の条件を数字で決める」「複数社を比べる」を実際にやるための記事です。

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